ふかざわ小児科 先天性股関節脱臼の超音波(エコー)診断「 先天性股関節脱臼の超音波(エコー)診断 」

福岡県福岡市東区 ふかざわ小児科

ふかざわ小児科は、子どもの病気をすべて診ます。電話番号:092-661-8122

ふかざわ小児科・アレルギー科
サイト内検索

前日の夜7時から当日の朝7時20分までは、パソコンや携帯電話から予約できます。


地図を確認する
予防接種のお勉強!
KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう
COPYRIGHT(C)
FUKAZAWA CLINIC ALL RIGHTS RESERVED.

ふかざわ小児科

トップ
お電話でのお問合せご予約はこちらまで!【電話番号】092-661-8122

先天性股関節脱臼の超音波(エコー)診断

 股関節は、大腿骨の骨頭とそれを覆っている腰骨の臼蓋からできています。
 先天性股関節脱臼は、先天性と名前はついていますが、実際は生まれた後から徐々に進行していきます。脱臼の程度も、臼蓋の形成が少し悪い程度の軽症例から完全な脱臼となってしまった重症例までさまざまです。
 股関節脱臼は、見逃されると将来股関節の変形が起こり、歩くときに痛みや足を引きずるようになり、歩けなくなることもあります。

●治療は?

 早期に発見できれば、オムツの当て方に気をつける程度でもよくなっていきます。発見が少し遅れても軽症であれば装具で足を開いた状態で固定して数か月経過をみることで、ほとんど治ります。これでよくならないときは入院して器械で足を牽引します。これでも治らなければ手術をすることになります。このため早期に確実に診断することが大切です。

●診断は?

 普通は3~4か月の健診のとき小児科医が足の開きがかたい(開排制限)か?左右の足の長さが違うか?などで判断しています。疑わしいときには整形外科を紹介してレントゲンで診断しています。
 ただ健診での判定が医師の感覚だけによるため、整形外科へ紹介される赤ちゃんの大半は正常で不必要なレントゲンを撮られることになります。また見逃しも避けられません。

●レントゲン診断と超音波診断

 レントゲン検査では、赤ちゃんの股関節の一部はレントゲンに写らない軟骨なので軽症脱臼の診断ができません。また、被爆の問題もあります。
 これに対して超音波検査では軟骨もはっきりわかるため、慣れれば数秒で股関節の状態が確実に診断できます。
 海外では乳児健診で超音波による股関節の診察を義務づけている国もあります。日本では3~4か月の健診が集団検診として保健所など超音波診断装置がない場所で行われていることが多いこと、また整形外科で超音波が使われていることもあり、あまり普及していません。

●超音波診断の普及を!

 すべての赤ちゃんが乳児健診で超音波検査を受けられるようになれば、不必要なレントゲン撮影を避けることができ、見逃しもなくなります。超音波検査が普及してほしいですね。