ふかざわ小児科 嘔吐(おう吐)や下痢と経口補液「 嘔吐(おうと)や下痢と経口補液(経口補水液) 」

福岡県福岡市東区 ふかざわ小児科

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嘔吐(おう吐)や下痢と経口補液

 秋から春にかけて、おう吐や下痢で、ぐったりとした子どもたちが増えてきます。秋から冬はノロウイルスが、冬から春はロタウイルスがおもな原因となります。ノロウイルスは、子どもからお年寄りまでかかり、下痢よりおう吐が強いことが特徴です。ロタウイルスは、乳幼児に多く、嘔吐も下痢も強いのが特徴です。 おう吐や下痢のときには、水分だけでなく胃液や腸液に含まれる電解質(ナトリウムNaやカリウムKなど)も失われます。これが「脱水」です。ひどくなると、口の中が乾燥し、目が落ち窪み、皮膚の弾力もなくなってぐったりしてきます。

●「脱水」の治療は?

  「脱水」のときには、水分だけでなく電解質の補給も必要です。このための治療には、電解質を含む液(電解質液)を点滴する「点滴輸液」と、口から飲ませる「経口補液(経口補水液)」があります。従来は、点滴輸液をすることが多かったのですが、最近は、口から電解質液を飲ませる「経口補液」が増えてきました。理由は、家庭でも簡単にできること、そして安全性が高いためです。当院では、「点滴輸液」を行なうことは稀になりました。

●何を飲ませるの?

 経口補液用の電解質液としては、市販の「OS‐1」や「アクアライト」などがあります。これらの電解質液には、水分、電解質、それに糖が含まれています。 吐き気が強いときには、OS‐1のゼリータイプが有用です。少量ずつしか与えられないため吐きにくく、非常に役に立ちます。

●スポーツドリンクは?

 スポーツドリンクも水分、電解質、糖を含んだ「電解質液」です。しかし、汗で失った水分と電解質を補う目的で作られているため、電解質濃度は経口補液用に比べて低く、脱水のときに与えると、血液の電解質濃度が低くなることがあります。お茶や水も同じ理由で単独では与えてはいけません。

●実際の方法

 吐き気があるときは、経口補液用の「電解質液」を、ちびちび、ゆっくり、休みなく飲ませてください。(下記※参照)

 そして、吐き気が治まったら、好きなだけ与えてください。一日あたりの目安は、「乳児」では200~400ml、「幼児」では300~600ml、「学童」では500~1000mlです。

※はじめの1時間に飲ませる目安※

              1回の分量         1時間の量

体重7kgまで   3分ごとにスプーン2?3杯    40~60ml

体重10kgまで    5分ごとに5?10ml      60~120ml

体重15kgまで    5分ごとに10?15ml     120~180ml

体重20kgまで    5分ごとに15?20ml     180~240ml